常に上を目指す

周りから尊敬されているような人物は「常に上を目指して」行動してると感じます。

すなわち「周りから尊敬される」条件として「常に上を目指す行動」は、かなり重要だと私は考えています。

 

では「常に上を目指す」とはいったい「何について」上を目指す、と言っているのでしょうか。

 

答えは簡単、それは

 

全て

 

です!

 

何をするにしても「常に上を目指す姿勢」。

 

現状に満足しない

 

とも言いかえられます。

 

「もうこれくらいでいいや」 と言う感じで現状に満足してしまうと、仮にすごい事を成し遂げた人でも、急に魅力が下がってしまいます。

 

例えば、年収1億円稼いでいる二人の人がいるとします。

この人達がすごいのは間違いないです。

では、この二人、仮に「Aさん」と「Bさん」としましょう。

 

Aさんは

「まだまだ年収1億円しか稼げていない、私はもっと稼げるはずだ!」

と思っているとします。

Bさんは

「私は年収1億円稼いでいる大富豪、日本人の中では上流階級に属している」

と思っているとします。

 

「自分はスゴイ」= しょぼい

どちらもすごい人に変わりはないですが、私はBさんにはあまり魅力を感じません。

それは自分で「年収1億円稼いでいる事がスゴイ」と思っているからです。

自分の事をスゴイと思った時点で、その人の成長はとまります。

人々は個人差こそあっても、みんな少しずつでも成長している為、成長をやめた人を見ると、相対的にその人が「どんどん下がっている」ように見えます。

Bさんの様な人は、成長をやめてしまっただけでなく、自分を「スゴイ」と思っているので、他人を見下すようにもなります。

人を見下してみるような人が、人から尊敬されるはずはありません。

今の自分に満足して、成長をやめてしまった人の恐ろしさがおわかり頂けたでしょうか。

 

成長をやめないスゴさ

では今度は、逆に「成長をやめない」事がどれだけスゴイかを説明します。

「成長をし続けている」または「成長し続けようと思っている」人は、例え今の実力があんまりでも、ものすごくカッコよく見えます。

逆に、成長をやめてしまった人は、高い実力があっても、全然カッコよくみえません。

上記の例で言うと、Aさんはすでに年収1億円もの大金を稼げているのにも関わらず、「私はまだまだ全然稼げていない」と思っているところにがポイントです。

一般市民からしたら、年収1億円はかなりの大金です。

しかし、彼はそれでも「まだまだ」だと思っています。

このタイプの人たちは、この先仮に年収10億、100億と稼げるようになったとしても、「私はまだまだ全然稼げていない」と思い、努力をやめる事はありません。ここが非常にカッコいいポイントです。

いつも「自分はまだまだ」と思っているがゆえ、他人を下にみることなく、常に謙虚で、努力をし続ける姿勢になるのです。

 

上昇志向 = 努力 = 謙虚

逆説的ではありますが、上記理由から「どんな事にも謙虚な人」は非常にカッコよく尊敬出来る方が多いです。

常に上を向いて努力している人が多いからです。

しかし、だからと言って「うわべだけ(口先だけ)謙虚な人」にならない様に注意して頂きたいです。

口先だけ謙虚なフリをしても、周りからしたらすぐわかりますし、「周りから良く見られたいから謙虚のフリをしている」と言う事までバレて、逆に軽蔑される恐れもあります。

あくまでも、常に上を向いて努力をしているがゆえ、自然と謙虚な姿勢になっている人こそが、我々が目指す尊敬出来る人物像であると言えます。

 

最初は難しいかも知れませんが、とにかくどんな事にも全力でとりかかる事がポイントです。

何事にも全力でとりくめば、周りから尊敬されるだけでなく、新たな自分も見えてくると思います。